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思わぬどんでん返しの展開が楽しめる「DEAD OR ALIVE」。
原作の匂いを色濃くまといつつも、原作ともTVシリーズ
とも違う独特なオーラをまとっているこの独特な作品は
これもまた、何度観たやらと言うくらい私の大好きな作品。
何よりルパンの眼光が違う。
たった一発の丸裸の弾丸とナイフ、そして切れ込み・・・
あのシーンでその興奮は最高潮に達する。
これを予測していたのか。それともポケットに入れたのは偶然か。
寡黙なルパンは答えてくれない。
この作品に、無駄な台詞はいらないのだ。
だがあのシーンに、そして清閑にして激しいラストに原作者
モンキーパンチ氏にしか描けない世界を垣間見た気がする。
間違いなくあの瞬間、あそこに居たのは原作ルパン三世の影を
まとったルパンだった。私の愛するルパンだった。
これはモンキーパンチ氏だからこそ描ける空気であり、
氏でしか描けない作品なのだろう。
04/12/26
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