めーこ様・作 暑い夏。 焼ける肌。 私を照らす太陽。 この暑さの中で、幾十にも胸にフリルの付いたブラウスを着、 この暑さの中で、幾十にもスカートを履いて脹らませ、 目眩がするような感覚に見舞われながらも、 日傘を差し、少しでも日差しを浴びないようにする。 それでもロング手袋とハイソックスの暑苦しさにイライラしながら、 高いヒールの靴を履いて音を鳴らしながら歩く。 他人の目なんてちっとも痛くない。 痛いのはこの暑い暑い日差し。 私を刺すように光は降り注ぎ、 お気に入りのブラウスは汗まみれ。 ああ、だから夏は嫌なのよ。 隣を歩いてる人の首筋が目に入る。 ああ、この人も汗をかいている。 少しだけ嬉しくなって微笑む。 明日は首筋がハッキリと見えるチェックのワンピースを着よう。 そう決めた、夏の暑い日… |
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めーこ様・作 快晴の空の元、 高くそびえ立つ塔を見上げ思う。 「自分という存在は小さい」 それでも尚、かなうわけもないのに超えようとする。 全てをこの手に。 我が手中に… 空見上げ 野望を胸に秘、 夏の日の… |
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めーこちゃんより暑中見舞いに詩を2編もいただきました。 詩ということで言葉にリズムがあって、テンポもいい。 すごいです〜☆ 特に「快晴の空の元」・・・情景が目に浮かぶようです。 自分の小さきを痛感することっていっぱいあるんですよね〜。 でも、諦めがつかないことばかり。 だからこそ、実感を込めて読んでしまいます。 また、前者の「ロリータの夏」はめーこちゃんらしい作品。 飾らない、素直な気持ちが伝わってきて素敵ですv 最後の「ワンピースを着よう」って一言が深くて余韻に残ります〜。 めーこちゃん、本当にありがとうございました!!
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